============================================================ OpenCube 2016 for SharePoint リリースノート 2017年2月2日 (c)Copyright NTT DATA Smart Sourcing Corporation 2016. All rights reserved. ============================================================ 0.目次 ============================================================ 1.はじめに 2.変更点 3.適用手順(新規) 4.適用手順(アップグレード) 5.切戻し手順 6.注意事項 1.はじめに ============================================================ OpenCube 2016 をご利用いただきましてありがとうございます。 このreadmeファイルには、本リリースに関する情報が記載されています。 本リリースの適用を実施する前に、このファイルをお読みください。 2.変更点 ============================================================ 2016年9月21日リリース以降の変更点は以下のとおりです。 (1)OpenCubeの管理者サイトで、クライアント環境により、レポート出力が正しく行われないことがある事象を回避しました。 (2)ログオンユーザー情報で、開始プロセスの条件判定を行っている場合に、正しく条件分岐ができない事象を回避しました。 (3)ドキュメントライブラリやリストに複数のOpenCubeのワークフローを関連付けした場合、OpenCubeの操作ボタンがリボンに表示されてしまう事象を回避しました。   また、ワークフロー一覧で、どちらかのワークフローを選択しても、1種類のワークフローしか開始が出来ない事象を回避しました。 3.適用手順(新規) ============================================================ OpenCube 2016を新規ご導入いただく場合は、「セットアップガイド」に則ってインストールを実施してください。 既にOpenCube Workflow 2013をお使いいただいている場合、データベースの更新/Webフロントエンドサーバーの更新を行う必要があります。 4.適用手順(アップグレード) ============================================================ OpenCube 2016がインストールされている環境に適用する場合は、以下の手順を実施してください。 (1)DBサーバーへの適用はありません。 (2)OpenCube 2016がインストールされているWebフロントエンドサーバーに対して、以下の手順で適用してください。 ①WebフロントエンドサーバーのOSに、管理者権限でログオンします。 ②以下のフォルダー内にある「JobList.xml」をバックアップします。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList ③IISをリセットします。 ④ソリューションパッケージの更新を行います。  a. OSの「スタート」-「SharePoint管理シェル」を選択し、右クリックで「管理者として実行」を実行します。  b. SharePoint管理シェルで以下のコマンドを実行します。   Update-SPSolution -Identity "opencubeworkflow2016.wsp" -LiteralPath "wspファイルのパス(ファイル名と拡張子まで含む)" -GACDeployment」のコマンドを実行します。  c. OSの「スタート」-「SharePointサーバーの全体管理」を実行します。  d. 「サーバーの全体管理」-「システム設定」-「ファームソリューションの管理」を実行します。  e. OpenCubeWorkflow2016.wspをクリックします。  f.最終処理の時刻が更新されていることを確認します。 ⑤上記②でバックアップした「JobList.xml」を以下のフォルダー内に上書き保存します。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList ⑥IISをリセットします。 ⑦「サービス」を起動し「SharePoint Timer Service」を再起動します。 5.切戻し手順 ============================================================ 従来のOpenCube 2016がインストールされているモジュールに切り戻しを行う場合は、以下の手順を実施してください。 (1)DBサーバーの切り戻しは有りません。 (2)OpenCube 2016がインストールされているWebフロントエンドサーバーに対して、以下の手順で適用してください。 ①WebフロントエンドサーバーのOSに、管理者権限でログオンします。 ②以下のフォルダー内にある「JobList.xml」をバックアップします。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList ③IISをリセットします。 ④ソリューションパッケージの更新を行います。  a. OSの「スタート」-「SharePoint管理シェル」を選択し、右クリックで「管理者として実行」を実行します。  b. SharePoint管理シェルで以下のコマンドを実行します。   Update-SPSolution -Identity "opencubeworkflow2016.wsp" -LiteralPath "バージョンアップ前のwspファイルのパス(ファイル名と拡張子まで含む)" -GACDeployment」のコマンドを実行します。  c. OSの「スタート」-「SharePointサーバーの全体管理」を実行します。  d. 「サーバーの全体管理」-「システム設定」-「ファームソリューションの管理」を実行します。  e. OpenCubeWorkflow2016.wspをクリックします。  f.最終処理の時刻が更新されていることを確認します。 ⑤上記②でバックアップした「JobList.xml」を以下のフォルダー内に上書き保存します。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList ⑥IISをリセットします。 ⑦「サービス」を起動し「SharePoint Timer Service」を再起動します。 6.注意事項 ============================================================ ・ご提供いたしましたOpenCube2016のエディションは、Enterpriseとなります。 ・滞留時間出力機能を利用することができません。準備が整いましたら提供させて頂きます。 ・電子印影機能を利用することができません。準備が整いましたら提供させて頂きます。 ・管理サイトの英語版は今回含まれておりません。準備が整いましたら提供させて頂きます。