============================================================ OpenCube Workflow 2013 for SharePoint リリースノート 2016年8月5日 (c)Copyright NTT DATA Smart Sourcing Corporation 2013. All rights reserved. ============================================================ 0.目次 ============================================================ 1.はじめに 2.変更点 3.制限事項 4.適用手順 5.切戻し手順 6.注意事項 1.はじめに ============================================================ OpenCube Workflow 2013 をご利用いただきましてありがとうございます。 このreadmeファイルには、本パッチに関する情報が記載されています。 本パッチを適用する前に、このファイルをお読みください。 2.変更点 ============================================================ 今回のリリースでは、以下の変更点があります。 (1)回覧者の設定ダイアログを用いて、複数プロセスに複数の回覧者を追加、削除すると、スコープに登録されている順番によっては、回覧者の設定がリセットされてしまう事象に対応しました。 3.制限事項 ============================================================ 今回のリリースでは、以下の項目について制限事項があります。 (1)スコープ要素に処理者、上司の設定を行っている場合、回覧者の変更画面でスコープを空にすると、デフォルトの設定に戻ります。 (2)スコープ要素にプロセス参照の設定を行っている場合、プロセス参照先のスコープが空のときは、回覧者の変更画面でスコープを空にすると、デフォルトの設定に戻ります。 4.適用手順 ============================================================ (1)DBサーバーへの適用はありません。 (2)OpenCube Workflow 2013がインストールされているWebフロントエンドサーバーに対して、以下の手順で適用してください。 @WebフロントエンドサーバーのOSに、管理者権限でログオンします。 A以下のフォルダー内にある「JobList.xml」をバックアップします。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList BIISをリセットします。 Cソリューションパッケージの更新を行います。  a. OSの「スタート」−「SharePoint管理シェル」を選択し、右クリックで「管理者として実行」を実行します。  b. SharePoint管理シェルで以下のコマンドを実行します。   Update-SPSolution -Identity "opencubeworkflow2013.wsp" -LiteralPath "wspファイルのパス(ファイル名と拡張子まで含む)" -GACDeployment」のコマンドを実行します。  c. OSの「スタート」−「SharePointサーバーの全体管理」を実行します。  d. 「サーバーの全体管理」−「システム設定」−「ファームソリューションの管理」を実行します。  e. OpenCubeWorkflow2013.wspをクリックします。  f.最終処理の時刻が更新されていることを確認します。 D上記Aでバックアップした「JobList.xml」を以下のフォルダー内に上書き保存します。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList EIISをリセットします。 F「サービス」を起動し「SharePoint Timer Service」を再起動します。 5.切戻し手順 ============================================================ (1)DBサーバーの切り戻しはありません。 (2)OpenCube Workflow 2013がインストールされているWebフロントエンドサーバーに対して、以下の手順で切り戻しを行ってください。 @WebフロントエンドサーバーのOSに、管理者権限でログオンします。 A以下のフォルダー内にある「JobList.xml」をバックアップします。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList BIISをリセットします。 Cパッチ適用前のwspファイルを使用してソリューションパッケージの更新を行います。  a. OSの「スタート」−「SharePoint管理シェル」を選択し、右クリックで「管理者として実行」を実行します。  b. SharePoint管理シェルで以下のコマンドを実行します。   Update-SPSolution -Identity "opencubeworkflow2013.wsp" -LiteralPath "wspファイルのパス(ファイル名と拡張子まで含む)" -GACDeployment」のコマンドを実行します。  c. OSの「スタート」−「SharePointサーバーの全体管理」を実行します。  d. 「サーバーの全体管理」−「システム設定」−「ファームソリューションの管理」を実行します。  e. OpenCubeWorkflow2013.wspをクリックします。  f.最終処理の時刻が更新されていることを確認します。 D上記Aでバックアップした「JobList.xml」を以下のフォルダー内に上書き保存します。 %System%\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList EIISをリセットします。 F「サービス」を起動し「SharePoint Timer Service」を再起動します。 6.注意事項 ============================================================ (1)OpenCubeWorkflow2013.wspの適用後、ワークフローが「新しいインスタンスの開始を許可しない」に自動で設定されることがあります。   OpenCubeWorkflow2013.wspの適用後にワークフローの開始ができない場合は、以下の手順で設定を確認してください。 (今回からの注意事項ではなく、従来のOpenCube Workflow 2013と変わらない注意事項です。)  @OpenCubeのワークフローを利用するリスト・ライブラリの編集権限をもつユーザーでSharePointにサインインします。  A該当リスト・ライブラリの「リストの設定(ライブラリの場合は「ライブラリの設定」)」ページを表示します。  Bリスト・ライブラリにワークフローを関連付けている場合は、以下のa〜cを行います。   a.「権限と管理」の「ワークフロー設定」をクリックします。   b.「ワークフローの削除、ブロック、または復元」をクリックします。   c.「新しいインスタンスの開始を許可しない」が選択されている場合は、「許可」を選択して「OK」をクリックします。  Cコンテンツタイプにワークフローを関連付けている場合は、以下のa〜dを行います。   a.該当のコンテンツタイプを選択します。   b.「設定」の「ワークフロー設定」をクリックします。   c.「ワークフローの削除、ブロック、または復元」をクリックします。   d.「新しいインスタンスの開始を許可しない」が選択されている場合は、「許可」を選択して「OK」をクリックします。 ============================================================