================================================================================================== OpenCube Workflow 2013 for SharePoint フォルダ回覧時の不具合改修 2015年09月28日 (c)Copyright NTT DATA Smart Sourcing Corporation 2013. All rights reserved. ================================================================================================== 0.目次 ============================================================ 1. はじめに 2. 変更点 3.制限事項 4. 適用手順 5. 注意事項 1.はじめに ============================================================ OpenCube Workflow 2013 をご利用いただきましてありがとうございます。 このreadmeファイルには、回覧操作、閲覧時の不具合改修を行ったパッチに関する情報が記載されています。 本パッチを適用する前に、このファイルをお読みください。 2.変更点 ============================================================ 今回のリリースでは、以下の変更点があります。 (1)フォルダ回覧を行った際、回覧できなくなることがある不具合を修正しました。 3.制限事項 ============================================================ 今回のリリースでは、以下の項目につきまして制限事項があります。 (今回からの制限事項ではなく、従来のOpenCube Workflow 2013と変わらない制限事項です。) (1)Visio 2013をサポートしておりません。WorkFlowEditorによるビジネスフローテンプレートの作成については「Visio 2010」をご利用ください。 (2)起案「ブート」ドキュメントライブラリを利用してのワークフロー操作を行うことができません。 (3)起案「ワーク」ドキュメントライブラリを利用してのワークフロー操作を行うことができません。 (4)カスタムリストのフォルダ間移動をサポートしておりません。Enterpriseエディションの場合は、リスト間(別サイトのリストを含む)の移動を行うことができます。 4.適用手順 ============================================================ 既にOpenCube Workflow 2013がインストールされているWebフロントエンドサーバーに対して、以下の手順で適用してください。 (1)WebフロントエンドサーバーのOSに、管理者権限でログオンします。 (2)以下のフォルダー内にある「JobList.xml」をバックアップします。 C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList (3)管理者権限でIISをリセットします。 (4)ソリューションパッケージの更新を行います。  @ OSの「スタート」−「SharePoint管理シェル」を選択し、右クリックで「管理者として実行」を選択します。  A SharePoint管理シェルで以下のコマンドを実行します。   Update-SPSolution -Identity "opencubeworkflow2013.wsp" -LiteralPath "wspファイルのパス(ファイル名と拡張子まで含む)" -GACDeployment」のコマンドを実行します。  B OSの「スタート」−「SharePointサーバーの全体管理」を起動します。  C 「サーバーの全体管理」−「システム設定」−「ファームソリューションの管理」をクリックします。  D OpenCubeWorkflow2013.wspをクリックします。  E最終処理の時刻が更新されていることを確認します。 (5)上記(2)でバックアップした「JobList.xml」を以下のフォルダー内に上書き保存します。 C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\OCWJobList (6)管理者権限でIISをリセットします。 5.注意事項 ============================================================ OpenCubeWorkflow2013.wspの更新後、ワークフローが「新しいインスタンスの開始を許可しない」に自動で設定されることがあります。 OpenCubeWorkflow2013.wspの更新後にワークフローの開始ができない場合は、以下の手順で設定を確認してください。 (今回からの注意事項ではなく、従来のOpenCube Workflow 2013と変わらない注意事項です。) (1)OpenCubeのワークフローを利用するリスト・ライブラリの編集権限をもつユーザーでSharePointにサインインします。 (2)該当リスト・ライブラリの「リストの設定(ライブラリの場合は「ライブラリの設定」)」ページを表示します。 (3)リスト・ライブラリにワークフローを関連付けている場合は、以下の@〜Bを行います。  @「権限と管理」の「ワークフロー設定」をクリックします。  A「ワークフローの削除、ブロック、または復元」をクリックします。  B「新しいインスタンスの開始を許可しない」が選択されている場合は、「許可」を選択して「OK」をクリックします。 (4)コンテンツタイプにワークフローを関連付けている場合は、以下の@〜Cを行います。  @該当のコンテンツタイプを選択します。  A「設定」の「ワークフロー設定」をクリックします。  B「ワークフローの削除、ブロック、または復元」をクリックします。  C「新しいインスタンスの開始を許可しない」が選択されている場合は、「許可」を選択して「OK」をクリックします。 ==================================================================================================